寝るときに下の顎を少し前方に突き出させるよう工夫したマウスピースを口に入れてお休みになる方法です。 この装置を入れることで、のどの気道(空気の通り道)が広がって、いびきや無呼吸がなくなります。当院歯科では、中川式スリープスプリント治療を導入しています。
口の中に入るほどの大きさなので、出張や旅行に携帯することができます。また、丈夫なプラスチック加工なので、何年間もご使用いただけます。
歯を固定源にするため、残っている歯が少ない方(20本未満)には受けていただけません。また、鼻の通りがいつも悪い方や、神経質で寝つきの悪い方にも受けていただけません。このような方には、別の方法が良いと思われるため、耳鼻咽喉科へご紹介します。
※鼻の通りが悪い方は、耳鼻咽喉科での治療後にスリープスプリント治療が可能になることもあります。
睡眠時無呼吸症候群の診断があれば保険適用です。
この治療法の詳細については、http://www.ibiki-mukokyu.net/をご覧ください。
※スリープスプリント治療を行うためには、事前に耳鼻咽喉科での検査が必要となります。検査に関しては、近隣の病院をご紹介いたします。