口の中に発生するガスを検知し、測定することで、口臭の有無を判断する測定機器を導入しています。ご自身の口が臭うのかどうかを調べることで、無駄な思い込みはやめて、口の中を清潔に保つ方法を学んで、正しいお口の管理をしましょう。
口臭の原因には大きく分けると次のようなものがあります。
起きたときや空腹時、疲れているときや緊張して口の中が渇いているとき、妊娠中・生理中などホルモンのバランスがくずれているときの口臭などは、問題なく改善されます。朝食後に歯磨きをしたり、洗口剤などでうがいをしてください。
※アルコールを含んでいる洗口剤に注意!
アルコールは口腔粘膜を乾燥させる作用があるので、使用することでさらに口腔内が乾燥し、口臭が悪化します。
虫歯、歯周病、清掃状態の悪さからくる口臭は、予防と早期発見・早期治療が改善の決め手になります。定期的に受診し、口腔内をチェックしてもらいましょう。
慢性胃炎、胃下垂、胃潰瘍、慢性鼻炎、蓄膿症、のどの炎症、肝炎、糖尿病、ビタミン欠乏などの病気が原因で、口臭が発生します。それぞれの病気に対応した内科・胃腸科・耳鼻咽喉科を受診してください。
病的な原因がないのに「自分には口臭がある」と思い込んでしまう心理的な病が自臭症です。几帳面・清潔好き・気の優しい人がなりがちです。こういった方は、口臭を測定して、安心されてはいかがでしょうか。